僕の見方・考え方29

2017年05月5日

人生においても、ビジネスにおいても 成功に必要な大切なことは

・自分がどういう信条で生きるか

・どういう理念でビジネスをするか

です。

僕はこれまで人生もビジネスも、どう生きるのか・事業はどうあればいいのか  という視点を深く意識しながらやってきました。

人生もビジネスも成功の定義は人の数だけ、会社の数だけあると思います。

自分自身が納得する人生。

その会社らしい経営。

僕がこれまで生きてきた中で考え、ビジネスをしてきた過程で学んだ、

見方・考え方 

生き方・あり方

という2大テーマでお話をしていきたいと思います。

本日は、泥臭く生きる というテーマです。

 

「 泥臭く生きる 」

努力・根性

完全に死語になってしまった感がありますが、僕は今の時代こそ、泥臭い生き方をしていく必要があると思っています。

ある調査によると、生まれながら才能に恵まれた人が成功をつかみ取っているわけではなく、あきらめず根気よくやり続けてきた人が成功する傾向が顕著だそうです。

天賦の才やIQという生まれ持った才能がなくても、必死に努力すれば誰でも成功できる可能性が大いにあるという事です。

天才が成功する確率は、わずか2%にすぎないと言われています。

頭が良い人は、何でもソツなくこなします。

でも、できるが故に努力を怠るようになり、障害にぶち当たるとお手上げ状態に陥る事もあるそうです。

人間の集中力の持続平均時間というのをマイクロソフトが調べていて、年々、集中できる時間が短くなっています。

※現代では、8秒です。(マイクロソフト・カナダの2015年の研究で、8秒。ちなみに2000年は12秒だったそう!)

これは、昔に比べて人間が日々さらされる情報量がハンパなく増えていて、周辺環境も劇的な速度で進化しているので、脳が追いついていけないからだそうです。

このような環境だからこそ、情報に埋もれずに、誰よりも集中し根気強く努力を重ね、積み上げていけば、成功する確率は飛躍的に高まると僕は思います。

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僕の周りでも仕事が出来る人達は、やっぱりハードワーカーです。

彼らは、10~20年をかけて地道にやり抜いています。

「あいつは天才だが、僕は違う」という考えはやめた方がいいと思います。

それは、努力しない人のただの言い訳です。

努力するという事は誰にもできる事なので、実は誰もが成功する可能性を秘めているのです。

でも、地道に長くって言うんだったら、俺だって今の仕事10年以上やってるし、成功してないんだけど…

ってツッコミが入るかもしれません(笑)

しかし、泥臭くただ努力してさえすれば成功するのかと言ったらそれは違います。

そこには、正しい方向性で正しい努力を積み重ねていくというプロセスがなければならないと思います。

正しい方向性、正しい努力をし続けるにはどうすればいいのかという事ですが、

僕はシンプルにすると2つあると思っていて

①準備をしっかり行う

僕が以前に読んだ本の中に

安全ベルトも安全ネットも使わず、グランドキャニオンに張った綱の上を歩いて渡るというギネス世界記録を打ち立てた人の物語が書いてありました。

この物語は、まさに準備、努力、継続する力の物語で、

この綱渡りの人いわく、安全ネットなしでも、彼にとってグランドキャニオンに張った綱の上は、完全にコントロールされた状況だといいます。

なぜなら、この人は何年も何年も毎日、自分の庭に綱を張って、風の日も雨の日も台風の日も地道に練習を続け、準備してきました。

 「本番の10倍厳しい状況で練習を積んだ。これなら、当日、サイクロンが来ても、綱から落ちることはないだろうと思った」

 準備が不十分でただなんとなく本番に臨む人は、かなり多いと思います。

準備はもう十分と感じるまで行うだけでなく、そこからさらに時間と労力をかけて準備し、「サイクロンが来ても、綱から落ちることはない」と思えるレベルに達するまで頑張ってみる。

日々の積み重ねこそが成功への道しるべです。

 ②変化に対応

先程も話したようにテクノロジーが、目まぐるしく変わる世の中にあって、今ほど予測しにくい時代はないと思います。

以前このブログでも書いた「 変化できるものが強いもの 」

僕の見方・考え方22

変化に対応するには、事業が調子いい時に、常にプランB 奥の手 というのを考えておく必要があると思います。

諸行無常 今あるものが永遠に続くことなんてありません。

忙しさにかまけずに、ただ、漫然と積み上げるのではなく、常に奥の手を出せるよう用意しておきましょう。

ただ単に、何年も努力していても成功はないと思います。

さまざまなやり方で常に積み上げ、努力していく。そして常に準備をしっかりする。

これが大切だと僕は思っています。