前回の話の続きで、両親のラーメン屋開業の知らせを聞いた後も、
僕は山奥で相変わらず高速道路を作っていたわけですが、
実は僕は大学時代からかなりのラーメン好きで 名古屋市西区の万楽さんや天白区の山ちゃんさん
いまは、残念ながら閉店してしまいましたが千種区の金龍さんやなど、
毎日のようにラーメン屋に通っていました。
ゼネコンに就職してからも週末には仕事場である山を下山して、
地元の評判のラーメン店に通っていました。
そんなラーメン好きだった僕ですので、両親のラーメン店開業の一報を聞き、
ラーメンとのただならぬ運命を感じ始めました。
そうなると熱しやすい僕の性格上、日に日にラーメンへの思いが強くなり
実は、僕が作りたいのは建築物ではなく、ラーメンなんじゃないかと
思うようになったんです。
結局、両親から衝撃的告白をされてから7年の歳月を経て自分の最初の店
を立ち上げることになりました。
大学の頃はそれなりに楽しい生活をしてきたわけですが、まさかその10数年後に
ラーメン屋になってるなんて夢にも思ってないわけで、人生 何が起きるかわかりません。