人生においても、ビジネスにおいても 成功に必要な大切なことは
・自分がどういう信条で生きるか
・どういう理念でビジネスをするか
です。
僕はこれまで人生もビジネスも、どう生きるのか・事業はどうあればいいのか という視点を深く意識しながらやってきました。
人生もビジネスも成功の定義は人の数だけ、会社の数だけあると思います。
自分自身が納得する人生。
その会社らしい経営。
僕がこれまで生きてきた中で考え、ビジネスをしてきた過程で学んだ、
見方・考え方
生き方・あり方
という2大テーマでお話をしていきたいと思います。
本日は、はたして努力し続けたら本当に報われるのか?! というお話です。
「 努力は報われるという欺瞞 」
以前書いた僕のBLOG 生き方・あり方14.1 「 飽きてからが本当の勝負 」 http://sawaryu.com/2017/09/僕の生き方・あり方14./ の中で、
時にはやめたくなったり、苦しくなったりすることもあるでしょうが、継続すれば必ず花開くと僕は信じているし、今やっていることが好きであるならば、泥臭く続けていくことを僕は勧めます。
みたいなことを書きました。
先日、とある人から、
「 澤さんは、飽きてからが本当の勝負、努力したら花開くと書いていたけど、努力したらみんな成功するなんてことはないですよね? 」
と言われました。
はたして、努力し続けたら花開くのか。
これまでの努力は報われるのか。
たしかに、僕は小さな努力を積み重ねていったら、花開くと信じています と話をしました。
目の前のことに一生懸命、努力すればいいんだよ と僕は常日頃から言っているのも事実です。
でも実は、努力をするにも、やり方があるのです。
先に言ってくれよ!!というツッコミはさておき、努力の仕方について今日は話をします。
努力しても報われない理由は、僕は大きく分けて二つあると思っています。
①本人が努力をしている気になっているだけで、実際は実が伴った努力ではなかった
②そもそも努力をする方向性が間違っていた
①は、僕の身近でもよくありますが、やってます、やっているんですけどねー と言いながら、はたから見ると言葉だけで全然やれてないじゃん っていう例です。やってる気になってるだけだよね的な(笑) どうです。心当たりありませんか?
②は、例えば野球選手で言うなら、ホームランを打ちたいがためにトレーニングをするとします。僕は専門家ではないので細かいことはわかりませんが、ホームランを打つために筋力をつけなければならないからと考えて、わかりやすく上半身ばっかりに筋肉をつけて、体が硬くなって逆に飛距離が落ちて、挙句の果てに故障してしまった みたいな例です。
こう二つの例のように、そもそも努力していると勘違いしていたり、間違った方向性の努力をしてしまうと当然ながら結果はいつまでたっても出ないし、むしろ後退してしまいます。
では、どうすればいいでしょうか?
それは、努力の PDCAサイクル を回す以外にありません。
つまり、ただ単にがむしゃらに努力するのではなく、
①目標、戦略をたて(PLAN)
②それにむかって努力をし(DO)
③合間合間に現在の自分の立ち位置を検証し(CHECK)
④修正する(ACTION)
この繰り返し、積み上げをすることがまさに正しい努力で、この正しい努力をし続けたら、最終的には報われるという事なのです。
間違った努力をして
「 自分はこんだけ努力したんだから、結果が出なくても満足です。 」
と考えて満足してきた過去の自分はいなかったでしょうか?
そうではなくて、今やっている努力は、正しい努力なのか、何度も立ち止まって、検証し、方向を修正してみる。
そうすれば、「 結果が出なくてこんだけやったんだから満足 」ではなく、
今度こそ「 努力は報われた 」 となるのではないかと僕は考えています。