僕の生き方・あり方7

2017年02月2日

人生においても、ビジネスにおいても 成功に必要な大切なことは

・自分がどういう信条で生きるか

・どういう理念でビジネスをするのか 

です。

僕はどう生きるのか・事業はどうあればいいのか  という視点を深く意識しながら、人生もビジネスもやってきました。

人生もビジネスも成功の定義は人の数だけ、会社の数だけあると思います。

自分自身が納得する人生。

その会社らしい経営。

今日も、僕がこれまで生きてきた中で考え、ビジネスをしてきた過程で学んだ、生き方・あり方というテーマでお話をしていきたいと思います。

 

「 自分のしたいことを躊躇なくする 」

自分のやりたいことを躊躇なくしたいと思ったことは誰でもあると思います。

しかし、周りに気を使ったり、社会の慣例に照らし合わせて、実際には行動に移せないことも多いのが現実です。

例えば、幼稚園の子供たちが遊んでいて、そこへ子供が加わる状況を想像してください。

素直に自分の感情そのままに

・「 いーれて 」といえる子供

・「 もしかしたら入れてくれないんじゃないか 」と躊躇して、誘ってくれるまで近くで遊ぶ子供

と2つのタイプに分かれると思います。

あなたはどっちのタイプだったでしょう。

ちなみに、僕はまさに躊躇してしまうタイプでした(笑)

この2つのタイプの違いは何でしょうか?

素直に「いーれて」と言える子供は、入れてもらえるという自信があって躊躇なく言っているのでしょうか?

僕は、ちょっと違うと思っています。

 

前回のメタ認知の話で自分が何が出来て、何ができないかという事を話しましたが、

自信がある人間とは、出来ないことを簡単に捨てることができる人間だと僕は思います。

先ほどの子供の話に戻ると、

「いーれて」と言えない子供は、入れてもらえなかったらどうしよう、恥ずかしい、という感情が先走り言えなくなってしまいます。

だから、素直に「いーれて」といえる人間は、すごく自信があるんだと思っています。

しかし、どんな人間でも確実100%そうなることはありません。

では、なぜ躊躇なく「いーれて」と言えるのでしょうか?

自信があるという状態は、いつでも捨てることができる状態のことだと言いました。

くどいようですが、自分は自分でしかありません。

できる自分もできない自分も自分です。

それさえ受け入れていれば、「いーれて」と言って拒否されたとしても、そういうこともあるだろう、織り込み済みだし、と受け入れることができます。

拒否されてもその瞬間は傷つくかもしれませんが、自分の価値が減るわけではないと割り切って、

他のグループを探すのか、一人で遊ぶのか、自分を変化させて、成長させて、受け入れてもらえるようにするのか、選ぶことができます。

自信があるという事は、つまり、失敗をすることもあるという事を事前に受け入れ、そのうえで、自分は自分だから何も失うものでもないと覚悟を決めて何かに挑戦できる状態のことを言うのです。

いつも心をフラットにしておくことが大切です。


自分のしたいことを素直に口に出し、行動するという事は素晴らしいことです。

やりたいことがあっても素直に行動できずに躊躇してしまっている人が一番先にしなきゃならないことは、自分が本気で挑んだ戦いに敗れた時、何かを失ってしまうのではないかという恐怖を捨て去ることです。

負けた時に命まで取られますか?

まだ、弱くて実力がないとしても失望しないで、勇気をもって何度でもチャレンジする、負けても研究し繰り返し挑戦する。

そしたら、必ず強くなります。

つらかったら、やめればいいのです。

ただそれだけです。

強い人が自信があるわけではありません。 

失敗してもいい、ダメでもいいと受け入れて、挑戦し続けていく人が自信を得られるのです。

自信をつけるためには、自分がしたいことを口にし、人の目や評価を気にせず行動するのみです。

「人間の使命は、可能な限り自分自身になること」

マズロー