僕の見方・考え方10

2016年05月5日

本日も、実際に僕がお店を運営する中で得た学びを、あくまで僕独自の視点でお話ししたいと思います。

今日は、どんな人間でも、可能性は無限にあるという話です。

できない理由ばかりを探すのではなく、できる方法を考えましょう。

 

『 可能性にフタをしない 』

ノミの話を知っているでしょうか。

ノミのジャンプ力は物凄くて、1メートル位は軽く飛ぶそうです。

そのノミをケースに入れフタをかぶせてしまうと、ノミは頭をフタに何度も何度もぶつけるうちにフタに頭があたらない高さしか飛ばなくなります。

いつしかノミは、「 自分はここまでしか飛べない 」という限界を自分で作ってしまい、フタを外したとしても、それ以上は永遠に飛べなくなってしまうらしいのです。

そして、フタがあるから高く飛べないという観念に縛られ、それ以降、自分のジャンプ力を試してみようとしないのです。

ノミは、フタに飛ぶことを制限されているのではなく、「 自分はできない 」という過去の体験から来る「 思い込み 」に縛られていただけなのです。

実は、この話は、人間にも当てはまります。

過去にできなかったという事を言い訳に 『 自分はここまでしかできない 』 という限界をあなた自身、作っていませんか?

子供のころ「 学校の成績悪いから、どうせ僕は負け組だ 」と思ったことは、ありませんか?

親から「 お父さんの子供だから、お母さんの子供だから、できるわけないでしょ 」と言われたことは、ありませんか?

それがまさに、ノミのフタです。

できないと思ったとき、自分の現在を見直してみて下さい。

自分が飛べない理由となっているフタは、実はもうないかもしれません。

飛べるかどうかは、全力で自分の力を試してみるか否かにかかっているのです。

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跳べなくなったノミが以前と同じジャンプ力を取り戻す方法があります。

どうすればいいと思いますか? 

それは、まだフタにぶつかったことがないノミを何匹かケースの中に入れる事です。

そうすると、飛べなくなったノミも、実は飛べていた事を思い出し、また飛べるようになるそうです。

自信がない、自分の可能性を見失った人は、この飛べなくなったノミと同じで、小さな頃に両親や学校の先生の言葉、社会の常識という名の刷り込みを受けて、自分の可能性にフタをしてしまった人達です。

 

弊社で働いているスタッフも同様です。

自分の人生を自分で切り開く人間になりたい。

自分が自分の人生を納得して生きる為に、ラーメン屋で独立したい。

そのような人間になる為に、弊社の門をたたいたんだと思います。

「 過去のトラウマにとらわれずに、これからなりたい自分 」を作る、本来、自分はできることをスタッフに思い出させる。

その為には、「 ケースのフタを外した人たち」 の生き様に触れることが、最もいい方法だと僕は思っています。

だから、僕は、一人でも多くのスタッフを独立させて、僕と同じような境遇だった人も実際、飛んでいるという事実を見せたいと思っています。

その姿を見せることにより、今までの経験や環境のせいで自分自身に限界をつくっていた人間に、それまでの飛べない自分と別れ、新たに挑戦する人間になってほしいと思っています。

生涯、寺子屋的会社運営をしていきたいと思っています。